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sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

330《 また筆箱がなくなったのでしょうか》

第17章 「道徳編」

 

 エリートコースを進んでいく主人公。超難関国立大学へもストレートで入学し、首席で卒業を果たした。そして、有名企業へ就職。何も問題もなく仕事をこなしていく主人公。そんな主人公の働きぶりに先輩社員も舌を巻いた。ところがある日、こんなことを先輩が言った「お前の仕事ぶりはすごいよ。でも、お前の仕事には心がないんだよ」その一言は、何の挫折もしなかった主人公を悩ませることになった。「心がない?」「そもそも心ってどこにあるのだろうか?」何年も何年も悩んだ主人公。いつしか、心にありかを求めて修行を積む身になっていた。そして、70歳になった主人公。70歳になって「心のありかが、何となく分かってきた」という・・・・。

大内美咲さん
 私は、先生の話を聞く前に、心は心臓のところにあると思っていました。でも、心はその人の態度に表れるんだと知りました。
 私は、たまに「心からおわび申し上げます」という人がいるけれど、本当に心から謝っているのかと思うことがあります。それは、ただ言葉で言って頭を下げているとしか思えないからです。心からというのは、間違ったことをしてしまった日からの態度で表すものだと思います。何でもできる人、完璧な人でも、心があるかないかで他の人からの信頼やイメージも変わってしまうのかも知れません。
 今、1年1組で起こっていること。生活ノートが届かないや筆箱がなくなることは、1年1組全員で解決していくことだと思います。筆箱を取ってしまった人がもしいるとしたら、その人の心もモヤモヤしていると思うし、筆箱がなくなってしまった二人も心が痛いと思います。だから、正直に出て欲しいです。出てきたら、それからの態度を「心から」表して欲しいです。生活ノートも忘れてしまうことがあると思うけど、誰か一人気がついた人がいたら、係の人に言うとか、係の人も忘れないように心掛けるとか、全員で協力していきたいです。今日、先生の話を聞いて、私も普段の態度が相手を傷つけてしまうことがあると思いました。これからは、心をきれいにして、表していきたいと思いました。

井上清美さん
 「生活ノートが届かない」「筆箱がなくなる」この2つは決して他人事ではないと思います。どっちも1年1組の事だし、大好きな友達の筆箱がなくなるなんてあってはならないことだと思います。だから、クラスの一員として生活ノートを気にかけたり見つかるまで探したいです。
 そして「心はどこにあるのか」私は心臓のあたりと率直にそう思いました。でも、頭や脳、目やお腹、手など、1つ1つの行動に心は出るんだなと思いました。確かにさっきまで人の行動や態度でその人の性格や心を決めていたんだと思います。自分がそうしているように周りもそう思っていると思います。だから、困っている人がいたら、他人事ではなく、自分のことのように助けることが大切だと思いました。

茂木冴子さん
 先生の話を聞いて、先生の道徳はとても身になります。今回の道徳は、とても考える、自分を見直す道徳でした。
 筆箱がなくなり、結局出てこないで、今回も筆箱がなくなりました。それも今回は二人。他のクラスでは、筆箱が1組ほどなくならないということは、他のクラスに比べて1組には心がないということなのかな?と思いました。もう11月。友達も沢山できて、4月よりみんな仲良くなっているのになぜ物がなくなるのかとても不思議です。今回の事件がなくなるように一人一人がお互いを理解すればいいと思ったけど、今日の道徳の授業を受けて、それだけじゃだめだと思いました。確かに心はどこにあるのだろう?人って解らないことばかりだと思いました。人の行動には、その人の心が出ている。私は、今まで私の行動で人にイヤなことをしてしまったと思います。そのためにも1つ1つに心掛けて他人を思いやる心を作っていきたいです。

 

 先週の木曜日、2人の女子から筆箱がロッカーからなくなったと言われました。クラスのみんなで教室中を探したのですが、いまだに見つかっていません。前日の帰りの会までは確かにあったようですが、見あたらないのです。1学期にも女子一人の筆箱がロッカーからなくなっています。
 クラスでは、「誰だよ、盗んだ奴は!」という声が聞こえてきました。ほんの一人や数人のいたずらで生徒全員の気持ちがすさんでいくことに、担任は耐えられません。

沼川西中学校 1年1組学級通信 №41  平成24年11月27日(火)

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 クラスは生徒のものです。でも、その全責任は担任にあります。担任の経営方針が重要なのだと思います。

 クラスの中では、本当に様々なことが起こります。小中学校では沢山の行事が予定されていますが、その都度発生する「問題」・・・。何か起こることを期待しているでしょうと思えるくらい、生徒の人間関係を揺るがすハプニングが行事のたびに起こります。

 でも、それを乗り越えると、担任になったものしか分からない、本当にかけがえのない宝物を子どもたちから貰えます。

 子どもたちはそんなことを考えている様子はないのですが、担任の心の奥底に、「こちらこそありがとうね」と伝えたいほどの大事なものを貰えます。

 生徒がいなくなった、夕焼けに染まる教室で、「よし、明日も頑張るよ!〇〇君!▢▢さん!」と、一人気合いを入れる担任は、きっと全国にいます。f:id:sakaT:20160719180251j:plain