sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

296《~道徳から~》

 中学3年生はとても多感な時期です。何をするにも周りを気にして自分を押し殺してしまいがちな様子が見られるようになってきます。
今回は、3年生になって、まだまだ「本領発揮」していない生徒たちに個性について考えてもらいました。

A君

 もしも本当にクローン人間がいたら自分のこの一度しかない人生、人それぞれがみんな違った道を歩んでいく人生。自分の外見を持っていたとしても絶対にまねができないのが人生であり、その人の持つ自分らしさ、個性であると思う。生徒会誌に書いてある作文からも個性は出てるし、その人の人生も見えてくるかもしれない。だけどもっともっと技術が進歩すれば全てがまねできるかもしれない・・・・。もしそうだとしても僕はどんなに科学が進歩しても絶対に作り出せないような自分の生き方、人生を歩みたいと思います。

Bさん

 私も友だちがやるからやる、というときがある。(前より少なくなったかも)でも、その結果はあまり良くなかった。それは当たり前のことだと思う。自分の意志とは関係なしにやってるのだから。私は、そのことをきっかけに友だちに流されるのはやめよう。自分の意見をはっきり言おう。と思った、けど、あまり直っていない気がする。自分らしさを出すのはすばらしいことだけど、難しいと思う。(私だけかもしれないけど)友だちの意見、自分の意見を大切にして、最後に自分なりの答えが出せれば、それはそれでいいんじゃないかなと思った。

Dさん

 ずっと思ってた事。今日の授業でやった事。ずっと思ってた事。自分の個性についての事。ずっと思ってた事。自分らしさって?て事。ずっと思ってた事
ずっとずっと私は今まで何回このことを考えただろう・・・。今日の授業中思っていた。私にも個性があるのだろうか?みんなに流されてんじゃないか?本当は流されたり「みんなやってる」とかっていうのは、ものすごぉーく嫌なんだけど、結局私も染まっているんだよねぇ・・・。

Eさん

 「個性が発揮できないのは、学校のせいだ、規則のせいだ」ってよく言う。けれど、それもあるかもしれないけど、それだけではないはずだ。たくさんの規則に縛られた環境の中で、自分だけが持つ何かを出す事ができたのならそれは、本当の自分らしさにつながるのかもしれない私はそうなりたい

Dさん

 今日、この授業を受けて、あっ、いい。と思った。こういうことは大事だと思った。私たちの普段の生活の抜けてしまった部分を取り戻さねばいけない時。これが、大切だと思う。それに酒井先生が私たちに何か言おうとしているのが分かった。やっぱ言葉にはできないものがあると思った。そこにはね。はぁ→。なんか真面目に語ってしまったよ。一気に書いてみましたよ私が今までずっと思ってた事でした。

昼野中学校 3年2組学級だより 平成14年4月23日(火)№2 

※生徒名、学校名は、実名ではありません

 道徳を苦手にする教員は意外に多いのではないかと感じることがあります。一方で、普段の学級経営の中でこんな感想を持つ教員も多いのではないのかなと思います。それは、「あぁぁぁ、今日〇〇君とじっくり話す機会がなかったなぁ」というものです。30人の学級があったとして、担任が毎日この30人の生徒達とじっくり会話を交わすことは大変難しいことです。担任は、確かに多くの生徒とコミュにエーションをとっていると思います。でも、冷静に一日を振り返った時、「あの休み時間、A子が私の近くに来ていたよな。でも、B,C,D子の活発な生徒達が寄ってきちゃって話が出来なかった・・・」「あの時のA子、何かを伝えようとしていたのかも」

 こうして今一度A子の生活記録ノートを見返しても何もそれらしいことは書いていない・・・。

 こんな気になる生徒がいた時、私は必ず生徒に寄っていきます。担任の方から寄っていく。これは、おとなしめの生徒にとって、とても嬉しいことのようです。休み時間になれば、わんさか生徒が集まって楽しそうにしている担任が自ら寄っていくことが大切です。(こんな生徒いることに気づかないようでは、まだ甘いです)

 そして、笑顔で、他の生徒に話しかけるように話を進める。そして、「さっき先生の所に来てたでしょ。何か話があるの?」と、気づいていたことを伝えてあげてください。そして、その話の内容によっては、「道徳」の授業内容を変えてあげてください。普段あまり会話の時間が取れない生徒のために道徳をする。一度やってみてください。教室の雰囲気が劇的に変わりますから。


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