sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

293《明かりの下の燭台》

 全日本女子のバレーボールチームが「東洋の魔女」と言われるきっかけとなったのは、東京オリンピックソ連を破り金メダルを取ったことでした。それは、大松監督から受けた厳しい練習に耐え、勝ち取ったすばらしい栄冠でした。
 初めに集められたのは9人制のチームを組むためでした。しかし、オリンピックは6人制で行われることになり、メンバーがあふれてしまう。そこでマネージャーで出場して欲しいと大松監督に言われた人が鈴木恵美子でした。鈴木は、涙を流しながら選手として出場したいことを告げるのですが、その願いは叶えられることはありませんでした。マネージャーに抜擢された恵美子でしたが、選手の食事や洗濯などあらゆるところで神経を使い選手が練習に専念できるように配慮したのです。恵美子のそんな献身的な行動を見ていた大松監督は、鈴木がいたから金メダルに手が届いたのだと確信したのでした。

 中学生にとって「自分」という存在はとても気になるものです。しかし、格好を付けすぎたり、逆に引っ込み思案でいたりしては「自分」を上手に発揮しているとは言えません。友だちにずるずると引きずられるような生活していても同じです。駄目です。全員がリーダーでもいけません。きっと自分にあった生き方があるはずなのです。鈴木恵美子は「縁の下の力持ち」として、全日本バレーボール部を支えたわけですが、与えられた役割を一生懸命にやった。つまり、鈴木恵美子らしくやりきることが出来た、といったことなのでしょう。
 みなさんも2年3組にとって無くてはならない存在です。2年生にとって無くてはならないこの昼野中学校にとっても勿論なくてはならない大切な生徒です。
 ・・・・3年生になる時期が刻々と近づいています。みんなが思っている以上に他から大切に思われている、あなたらしい活躍を期待されている「自分」について少し向き合ってはどうですか。

A君

 僕の志望校は、N高ってことになっています。しかし、これは親や先生方の勧めがきっかけで決めたものです。N校に行きたくないわけじゃないんですが、実感がなく、特に行きたいわけでもありません。先生の話の中で、自分の受けた学校が自分に合わずに不登校になってしまう人が増えているとありました。僕は本当の自分の選ぶ道を進む理由を見つけたいと思います。

 皆さんを悪くするために意見を言っている人はいません。つまり、なぜそう言ってくれたのか、その意味が分かったとき、「自分」を見つける手がかりがあるように思います。友だちとのやりとりや学習、部活動、行事など様々な事を自分を見つけるための良いチャンスと思って活用してください。

B君

 僕はテニス部に所属している。毎日一生懸命に練習している。とは言ってもそんなに強くはない。団体戦のメンバーにも入れない。陰で支えたいるのはうちの親だと思う。差し入れでパンを作って持ってきてくれたりしている。40人ぐらいいるし部員全員につくっているのですごく時間がかかっていると思う。その日の練習が終わり、親にいつまでやったかと聞くと午前3時までやっていたというここまでやっている親に感謝したい陰という存在は大切なんだなと思った。

 人を思いやる時のエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか。皆さんも親になったときに分かると思いますが、親の子に対する思いやりの行動するエネルギーってすごいです。「陰」になること。一言ではすまないすばらしい行動力、気持ちの表れですね。

Cさん

 人は必ず「何か」に支えられて生きていると言うことが分かった。その何かに気づかない人がとても多いと思う。また、支えになっている人もあまりその事について気づいていないのだと思います。支えになる、支えを受けることができるのはとても恵まれていると思います。

 教師だって生徒に勇気づけられることはよくあります。自分の娘(3歳と1歳)に支えられていると思うことだってあります。年齢に関係ないんだなあと思います。

昼野中学校     2年3組 学級通信 平成13年10月23日(火)№12

※生徒名、学校名は、実名ではありません

 

 思春期にある生徒は、周りの言動がすごく気になります。「なぜあんな事を言ったのだろう」「私は嫌われたのかな・・・」「あの子、今日はよく笑う!」など、ほんのちょっとした事で一喜一憂する中学生達。

 だから担任の観察などは、お茶の子さいさいです。126話~135話の記事中にも生徒の観察力が出てきていました。・・・観察力? 教師の得意分野じゃないですか!負けるわけにはいきませんよ!


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