sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

290《道徳から「自分は自分だからよい」》

  大人になる一歩手前の中学生。悩みの多さからすれば、人生で一番多い時期かもしれません。大人から見るとなんてことない悩みですが、成長真っ盛りの生徒にとってみると大変な悩みです。担任も保護者のみなさんもず~っと前?に通過した道ですね。

 面白い例えをテレビ番組で知りました。自分の年齢を3で割ると、一日の内の何時を過ごしているかに当てはめることができるという話です。21歳の人は(21÷3=7)、午前7時にあたる。これから一日が始まるという気合いの入ったちょうどその頃です。30歳の人は(30÷3=10)、午前10時にあたる。学校で言うと2時間目の途中で、一番勉強が頭に入る時期(働き盛り)にある・・・。

 中学2年生は(14÷3=4.666)、まだ午前5時前。すやすや眠っている時間ですが、でももうすぐ目を覚まし、いよいよ一日が始まろうとする時間です。この時、しっかり眠っていなかったら、起きてからあくびが出たり、生活リズムが崩れたりしてしまうとても大切な時なのです。

 心身共に成長する大切な中学校生活で心の栄養をしっかり補給して、目が覚めたその時、「ようし一日頑張るぞ~」という闘志が持てるようにして欲しいと思います。

B君の感想
 先生が「役割論」というものを教えてくれた。おまわりさんをイメージして、もし自分がおまわりさんになったとするとそのイメージと自分がおまわりさんになった姿がほぼ一致してしまう説なのだが「こういう考えを持つな」と言われた。性格などは関係なく自分がおまわりさんになったら、自分が自分ではなく、おまわりさんになってしまうのだ。

 自分が自分でなくなる。そんなのは嫌だ。ぼくは、医者になる夢を持っている。しかし、ただ医者になって自分が消えてしまうのは嫌だ。自分が自分でいられる考えを持ちたい。医者であり、そして自分であること。そういう考えを持って夢を叶えたい

Dさんの感想

 先生は役割論はおかしいと言った。なのに私たちは役割論されているよ。「中学生なんだから中学生らしくしろ!!」とかいってるのに・・・。ムカツク。矛盾してるじゃん。そういう役割論はいいんですか?おかしいよ。「中学生らしくしろ」大人はそう言って私たちを縛り付けてるんだ。好きなこともやりたいことも十分にできぬまま・・・。ストレスをためてるのは大人たちのせいだよ。子どもの気持ちも考えてよ。言ってる事とやってる事が違うじゃん。中学生だって本当はみんなそれぞれ個性的なのに。

Eさんの感想

 今日、道徳で「自分のよい所、悪い所」の授業をやった。私は、「えっ。マジで。最悪。道徳の時間って、作文いっつも書くんだけど、書くことない」と心の中でいっつも思う。私は、面倒くさがり屋で、負けず嫌いで、うるさくて、人が無理に押しつけると「えー。何で私がしなくちゃいけないの」といっつも思う。そうすると、お母さんは「お姉ちゃんなんだからしょうがないじゃん」という。だから私は「お姉ちゃんなんだから」っていう言葉もムカつく。「何で私がしなくちゃいけねえんだよ」と思ってる。学校では、面白く、明るい。家ではあんまりしゃべらない。ほんの少したたいたくらいで「うっせーよ」とか「何するんだよ」とか男の言葉になる。心の中では、「やりすぎた」とか「あーすっきりした」とか。それで一人で勝手に怒って、一人で勝手に泣いて、一人で勝手に寂しがる。自分でもよく分からない。私は、そんな自分が大っ嫌いだ。私のいいところはないかもねっ。

昼野中学校  2年3組 学級通信 平成13年6月12日(火)№8

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 匿名にせざるを得ない程、ストレートに自分の気持ちを書いてくる生徒達。これが、本来の道徳の授業なのだと思います。そして、この生徒の文章は、中学校教員に向けられた痛々しい程の生徒の本音です。

 この1学期の痛々しい程の荒んだ生徒を勇気づけ、もっと頑張らせるようにする人こそ、親ではなく担任なのです。一教師ではなく、その生徒の担任がしなければならない使命なのだと思います。