sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

284《良いことだらけでもないんです・・・》

 生徒の学校生活をずっと見ていれば、あまり良くないことも起こります。今まで紹介してきたクラスだって、波風くらいは立っていました。でも、それがチャンスだったのだと思います。つまり、クラスを成長させるための最高のチャンスだと。

 また一方で、学級便りはクラスの良いところだけ載せていると、生徒と担任の気持ちが離れてしまうような気がしました。つまり、「嫌なことには触れない担任」というレッテルを貼られるというか。「外面の良い担任」という言葉を生徒達は重ねているような気がしました。  

 そして、保護者にクラスの実態を知ってもらうことを、マイナスだとは決して思いませんでした。生徒が家で話しているかもしれませんし、逆に話しづらいこともあるかもしれません。

 学級通信を通して、保護者の方にもクラスで今何が起きているのか、家庭でも大いに議論してもらおうと思い、問題行動も正直に載せました。

 《また筆箱がなくなったのでしょうか》

  先週の木曜日、2人の女子から筆箱がロッカーからなくなったと言われました。クラスのみんなで教室中を探したのですが、いまだに見つかっていません。前日の帰りの会までは確かにあったようですが、見あたらないのです。1学期にも女子一人の筆箱がロッカーからなくなっています。
 クラスでは、「誰だよ、盗んだ奴は!」という声が聞こえてきました。ほんの一人や数人のいたずらで生徒全員の気持ちがすさんでいくことに、担任は耐えられません。

沼川西中学校 1年1組学級通信  平成24年11月27日(火)№41

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 この記事は、「どうしようもないクラスだ」という批判を保護者からいただくことになるかもしれません。「担任は、ちゃんと調べているのか」とも言われるかもしれません。

 私は、ある意味、自信を持ってこのような出来事を記事にするために、やれるだけのことをやっておきました。つまり、この記事を書くことが問題をうやむやにしないための足かせになっていると、私は自負しています。公表する以上、批判が出ないように「しっかりと指導する」につなげているということです。

 でも、このような指導でも、次の一点だけは越えないように気をつけました。それは、「殆どの生徒は関係ない」ということです。では、結局何も出来ないじゃないかと思われるかもしれません。

 当たり前ですが、生徒も心のある人です。私は、その心に訴えました。「あなたがしたということが、私は悲しい」と言うことを心の底から訴えました。悲しみをみんなで考える時間。自分と向き合う時間。その時間こそ「道徳の時間」でした。

 次回から、いよいよ最終編「道徳編」を掲載します。私が、生徒を成長させるために一番大事にしてきた道徳。最終編ですが、一番長い章になります。


リン・ミンメイ/飯島真理 マクロス劇場版 愛・おぼえていますか ~