読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

266《光年の旅》

 体育大会の翌日から始められた合唱コンクールのクラス練習。あれから1週間が経った頃・・・。
担 任「今日はパート別に練習しようか。まずは、男子が歌って女子は椅子に座って聞いて」
 行儀良く後ろに並び出す男子に、にこにこしながらそれを眺める女子。そして気持ちよさそうに歌い出す男子。なかなか良さそうです。そして最後のフレーズに来た時・・・。
男 子「ラーララ~。かが~~くょ・・・・・?」
女 子「ん?クスクスクス・・・はははは!」
 男子は、最後の最後で音程が取れずに終わってしまいました。ところがそれを女子は温かく支えてくれたのです。(とても温かみのある雰囲気が教室に流れました)

 その後に女子を入れて全員で合唱練習をしましたが、今までで一番いい合唱に聞こえました。ポンコツ自動車のような何とも安定しない動きだしですが、少しずつ3Aらしい歌になっていると思えるのです。

「緑山中学校 3年A組だより №40」(平成20年9月19日(金))

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 中学3年生にもなると、「自分たちで何とかする」っていう気持ちが強く出てくるようになります。そして、それに付随して、「女子は女子らしく、男子は男子らしく」という気持ちがあったように思います。
 世の中では、ジェンダーフリーが良きにつけ悪しきにつけ話題になった時期がありました。その中で、私は「らしく」という言葉を大切に活用してきました。「男子らしく」「女子らしく」を意識し、使っていました。
 最近、私は車の中で、湘南乃風が歌う「純恋歌」を聴いています。男が出す相手を想うせつなさと不器用さが伝わってくる歌で大好きです。

目を閉じれば億千の星 一番光るお前がいる
初めて一途になれたよ 夜空へ響け愛のうた
大親友の彼女の連れ おししいパスタ作ったお前 
家庭的な女がタイプの俺 一目惚れ
大貧民負けてマジ切れ それを見て笑って楽しいねって
優しい笑顔にまた癒やされて ベタ惚れ
目を閉じれば億千の星 一番光るお前がいる・・・・

 ジェンダーフリーについては、行きすぎた議論が行わた時期がありましたが、その時は、男だ女だと言う理由だけで、できるできないという議論にはならないんだと言われていました。
 その時、私は「湘南乃風が歌う純恋歌を女性が歌っても感動する歌になるのかなぁ」と、思っていました。
 学級を見渡せば、掃除中に男女が一緒に机や椅子を運んでいます。また、給食準備中には、当番ということで重い大食缶を運んでくる男子や女子がいます・・・・・。
 でも、それはおかしいと思います。(私だけでしょうか?)
重い机をさりげなく運ぶのが男子の役目。女子は、「ありがとう」という気持ちを持ちながら、机を拭いたり、掲示物を直したり、運ばれた机をきちんと並べたりする。また、女子より先に行き、男子が大食缶を持っていく。その代わりに、女子は持っていってない物がないかきちんと見てくる・・・・。
 これは、私のクラスの生徒達が、どの年度のクラスでもしていた様子です。
 でも、男子だからとか、女子だからこうしなさいと指導したことは1度もありません。私は、ジェンダーフリーが一番嫌う「女子は女子らしく」「男子は男子らしく」そして、「自分らしく」という意味を考えなさいと、様々な場面でニュアンスのようなおぼろげなメッセージとして伝えていただけです。
 純恋歌は、不器用な男子が歌うから胸を打つ名曲だと思います。純恋歌を聴いた男女の両者がお互いの気持ちを理解することのできる素晴らしい曲だと思います。
 私は、266話にあるように、男子の練習を温かく見守ってくれた女子があの場の雰囲気を作ってくれたと思っています。その雰囲気の中、男子が落ち着いて練習することが出来たと思うのです。理屈ではない。説明出来ないものが男子と女子にはあると学級経営を通して感じています。
 追伸、それは多分、性別という問題ではなく、そう考えて行動しているかどうかということなのでしょう。。性同一性障害の人でも、必ずどちらかの気持ちになって考えているはずです。「僕は(性別で言うところの)男だから」とか、「私は(性別で言うところの)女だから」という狭い意味ではないと言うことも付け加えておきます。


フラッシュモブ サプライズ プロポーズ Charice 「Louder」 JR大阪駅 "カリヨン広場 "Flash Mob Surprise Proposal"