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sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

176「先生~、高原学校、なんか緊張する…」

「先生~、高原学校、なんか緊張する…」
「先生、俺、明日は下見に行かないで、学校に残って仕事します」
「何か手伝うことないですかねぇ」

 今1Aでは、こんな言葉が飛び交っています。それぞれが、やることを自覚してやっている証拠だと思いました。
 ここにある写真は、クラスの黒板に貼られている班からの連絡です。クラスのみんなが楽しめるように工夫して考えている各班に感心です。f:id:sakaT:20160214080643j:plain

「緑山中学校1年A組 学級通信 №15」(平成18年5月26日(金)

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 入学して1ヶ月ちょっとで、既にこのやる気・・・。この子達は、クラス替えのない小規模な学年の子たちです。2年半後の中学校最後の3学期は、卒業したくないと、ぼろ泣きした子たちです。
 みんなで作り上げていくと、自分たちが想像していた以上のタワーを完成させることができます。その思い出が、その時に味わった感情とともに中学3年の別れの時に、一気に吹き上がって来たのでしょう。

 

177《高原学校終了!! 終わって残ったものは?! 》

 事前学習を通して想像をふくらませていた高原学校も無事終了しました。今回は、生徒の感想文を載せますが、まずは担任から。

担任 桜井信也
≪その1≫
「俺たち、小学生の時、全ての行事で晴れですよ」という生徒と、「いや~、僕は雨男なんですよ。持久走大会もどうにかできましたが、今回はちょっと心配なんです」という黒崎先生。さてどちらの念力が勝つか!と思ったら2晴れ1雨で、生徒の勝ち。黒崎先生、生徒に恨まれなくて良かったですね!

≪その2≫
「夜の学活は、203号室でやる」という担任に室長達は、反対気味。「え~、無理ですよ。37人もこの部屋に入りませんよ」という室長達。でも!お願いだからここでしよう!という担任の願いを聞いてもらった学活の場所。狭い場所で行う一日の反省。一人一人の気持ちが1つになる感じがして大好きなんだなぁ~。

≪その3≫
「よぉ~し、今度は100枚だ!」というカッター実習。その時必ず「せ、先生~1枚にして」と目で訴える生徒達。目と目が合って、お互いにニヤリ…。「じゃ、じゃぁ50枚…」「いいえ、20枚!」と、生徒との攻防戦が船上で行われ、漕ぐ時間よりも話の方が長かったかも?!

※カッターを漕ぐ時の回数を「~枚」と言います。

「緑山中学校 1年A組 学級通信 №17」(平成18年6月9日(金))

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 複数のクラスがある学校で行う校外学習は、どうしてもクラスの時間を確保することが難しくなります。特に宿泊型校外学習を行う時には、先生方にお願いしてなるべくクラスの時間を設けてもらうようにしました。
 狭い場所でも、どんな場所でもクラスだけで集まり、教室と同じメンバーで、ほんの一時ですが一緒にいると、あの教室の雰囲気に戻ることができました。私はそれが大好きでした。


178《「高原学校で得たもの」 荒川雄喜》

 6月4日から始まった高原学校で僕が得られたものは二つあります。
 一つ目はクラスメイトの友達を信じるということです。自分にはいっぱい友達がいます。自分が困っているときには助けてくれる友達がいて、自分が悩んでいるときには相談できる友達がいます。そんな信じられる仲間がいることをこの高原学校で気づかされました。
 二つ目は、時間を守るということです。高原学校では、いつも時間を気にしながら行動しないといけないのです。学校生活でも同じことです。高原学校の学活の時間、桜井先生はこう言っていました。時間をちゃんと守れるということは、周りのことを考えていることです」その言葉を聞いて、自分も周りの人たちのことを考えて行動しているかなと考えるようになりました。二つのことを考えると、二つとも学校生活でも経験していることなんです。僕が高原学校で得たものは、普段の生活では気づかないことだったのかも知れません。

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「緑山中学校 1年A組 学級通信 №18」(平成18年6月14日(水))

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 教科書には載っていないことを学べる場。それが校外学習です。不思議なもので、学校から出て生徒に向き合うと、その子が本来持っている純粋な心に触れることが出来たように思います。特に宿泊を伴う校外学習はそれを感じました。1年生の行事だろうが、3年生の行事だろうが、素直な気持ちで活動している生徒に相対することが出来ました。それは、まっすぐに担任を見つめる生徒達だったと思います。そんな生徒達に出来ることは何か・・・。行事が行われるたびに自問自答していました。