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sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

171《ハプニング続きの消灯時間  西岡忠明》

 二日目が終わろうとしている消灯時間・・・。でも、僕と部屋の人は消灯時間を過ぎているのにまだまだ元気だった。その時、僕たちの部屋に1本の電話がかかってきた。MS君だ。MS君はいきなり「みんなこの部屋に呼ぶか!!」と言った。僕もその話に乗った。最初にジーコ君に電話をして、ジーコ君も僕の部屋に来た。そしたらジーコ君とMS君は、SS君のベッドではしゃぎ始めた。するとジーコ君はいろんな人の部屋に電話をし始めた。最初に電話したのはKA君の部屋だ。KA君は僕の部屋に来た。すると誰かが「もうそろそろ先生来ると思うよ」と言った。MS君が廊下をのぞいてみると・・・!。先生が僕達の部屋に歩いてきた! MS君は「来た!来た!来た!」と言った。それを聞いたみんなは慌てて隠れた。けれどMS君は先生に見つかってしまったのだ。先生は「この部屋にいるやつは全員出てこい!」と。僕たちは「ついにやっちまったよぉ~」と思いながら廊下に出た。そこに待っていたのは予想通り「正座」だった。でも、なぜかみんなウキウキしている。MS君なんか、正座がしたっかのかと思うくらい楽しそうだった。そんな場面で、SK君の部屋からひょこっと顔を出したのはUY君だった。勿論みんなは大爆笑。これでUY君も正座のメンバーである。UY君はみんなに「バカだな~、何で顔を出したの?」と言われている。顔を出したときのUY君のポカンとしている顔は今でもはっきりと覚えている。それと、IT君もちょくちょく顔を出していたが、心優しい先生のお陰で正座にならなかった。
 僕たちは全然反省の色もなく賑やかに正座をしていた。特に反省の色がなかったのはGT君とジーコ君だ。この二人は反省の正座なのに僕たちを笑わせようとした。先生も「うるさい、うるさい」と言いながらも楽しそうだった。こうしたムードの中、最初に先生からOKが出されたのはKA君だ。一人抜けてみんな真剣になった。「俺もそろそろ抜けたい!」とみんなが考えるようになった。その時だった。SK君が部屋から顔を出したのだ!(とたんにKA君は再び正座となった)静かだった廊下はまたしても賑やかなムードとなった。OKが出てまた正座となったのは、KA君だけではない。みんなそうやって繰り返し正座をしていたのだ。しばらくして先生も諦めたのだろうか、みんなにOKを出した。先生は「もう絶対に電話はするなよ!!」と笑いながら言った。僕たちは「ハイ!」と返事した。こうして僕たちが部屋に戻ったのだ。SS君は「絶対電話がかかってくるぞ」と言っていると予想通りの電話が!MS君からだ。結局僕たちが寝たのは・・・・遅かった。
こうしてなが~い二日目の夜は終わった。「ふ~」

「緑山中学校 3年A組だより №18」(平成20年6月5日(木))

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 楽しかったことを作文にさせると、生徒は普段より長文を書きます。正座か。懐かしいなぁ。

 修学旅行に行く前、面白かった今までのエピソードを話してあげました。夜、見回りに行ったら、立って寝ていた生徒の話。汗をたらたら流して、いかにもついさっきまで騒いでいたでしょ!という状況にあって、絶対に目を覚まさなかった立って寝てる生徒の話。夜中の3時頃、廊下の洗面所に来て、「気合いだ気合いだ!」と言いながら顔をバシャバシャ洗って戻っていった女子生徒・・・。正座もその中の1つ。ようやく迎えた修学旅行でテンション高めの生徒達。それは教師も重々承知してて、大目に見てあげるどころか、一緒になって盛り上げちゃうんだよという話もして臨んだ修学旅行でした。
 だから、正座も結局イベントになっちゃったんです。しかし、正直に書いてくれるもんだよなぁ~。

 小規模校だから出来ることだと思います。念のため。


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