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sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

第5章 「面白そうだこのクラス。2学期になると・・・」

 “このクラス、楽しいかも”と、思ってくれたら、2学期は1学期以上に面白いことが増えました。
 学級通信の中身は、1学期に比べると、出来事を説明する文章よりも、担任と生徒の会話場面が多くなってきました。また、他の先生から褒められることも増えていきました。
 ん?ん~。担任の小言も増えてました・・・。
 体育祭や合唱祭、校外学習のエピソードは、あとで紹介しますが、とにかく絆の増した2学期は、ネタの宝庫でした。
 ・・・“ネタ”って言っていいんですよね?

 71《耐震工事中なので?!》

 2学期が始まるのに、教室は机がまとめられ、廊下には、はがされた掲示物が

置かれている状態だったんです。

担任「最初くらい机がきちんと並べられていたいよなぁ」

 そう思って教室に向かうと、なんだか“ゴソゴソ”と、音が・・・。

嬉しいことに早く登校していた藤田優太君と安斉萌映さんが机を並べてくれていました!

 嬉しかったなぁ!

「沼川西中学校 3年1組だより №20」(平成26年8月26日(火))

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

  耐震工事の関係で、すぐに利用できる状態になっていない教室。出だしくらいは気持ちよくスタートさせたいと思っている担任。
 そんな中、1学期から示してきた〝みんなのために動く〟ということは、当たり前のことだと当然のように思っている生徒達。立派だと思いませんか?
 でも、少数の生徒の活躍ってなかなかみんなに知られない。それを広める(認める)のは、やっぱり担任の役目、学級通信の役目だと思いました。

  72《驚異の51.1%!》

 2学期に入り、これから益々「期限内提出」「厳守」という言葉が多く使われるようになります。その中で、1組がたたき出した『51.1%』という数字!?

 昨日配布し、今日必ず提出しなければならないもの。それが、この『進路希望調査』でした。でも、これだけじゃないんです。夏休みのワークを出せない、雑巾を持って来ない。スーパーの袋、夏の生活記録もだめ・・・。1組の提出率の悪さは、1学期から目立つものでした。でも、隠さずに爽やかな笑顔で言ってくる生徒に負けている担任もいました。そこで、担任からカラーのファイルをプレゼントしたんです。

 なのに・・・・まったく!

 これからは、心を鬼にして電話しまくります!ついでに、罰として忘れたら、放課後奉仕作業させてやる!フッフッフッフ・・・。

 「沼川西中学校 3年1組だより №20」(平成26年8月26日(火))

※生徒名、学校名は、実名ではありません。

《最近の2の4・・・》

 まだ夏休みの課題が出せずに過去を引きずっている生徒もいれば、新人大会に照準を合わせて生活をしている生徒もいるこの頃。み~んなまとめて2年4組なんですね。周りを見て、友達が何を思っているか、何をしているか、興味を持って欲しいなぁと思う担任です。何気ない言葉や手伝いが、実は一番嬉しいことかもしれませんよ。そう言えば、担任の誕生日に声をかけてくれた生徒がいたっけ。嬉しかったなぁ!

 73《教室掃除にある「何でも係」》

 清掃当番は、当番表によって、場所とやることが決められています。でも、その中にたった1つだけある教室掃除の「何でも係」気が利く生徒なんです。

当番生徒「先生~。今日は何をしますか?」
担  任「そうさなぁ~。今日は、棚の整理整頓をしてもらおうかな?!」
当番生徒「先生~。今日は何をしますか?」
担  任「そうだよなぁ~。ん~、何しようか?」
当番生徒「今日は、窓拭きをしましょうか?」
担  任「いいねぇ! お願いします」      

最近の当番は、三田貴美子さん、幸田優実さん、西井美保さんでした。

74《給食当番でないのに、配膳台を気にしてくれる生徒》

 給食の準備はやっぱり大変です。当番は10人。1階から3階の奥にある4組の教室まで持ってきて、15分で完了させなければならないのですから・・・。それはそれは大変な当番です。あまりやりたくない仕事のはずです。

 でも、それを手伝ってくれる生徒がいます。始めたのは、香坂みどりさん。配膳はもちろんのこと、片付けがスムーズにできるようにかごをきれいに並べておいてくれるんです。それが見られたのが1学期のことでした。何も言わずにやってくれるみどりさんの行動。2学期になってみると、林田太一君も始めてくれました。今では、給食当番が意識してかごを並べてくれるようになりました。

 75《生徒会本部役員選挙の候補者を決めるとき》

 しーんと静まりかえったクラス。なかなか立候補する生徒が出てくることもなく進む学級会。「なら、ちょっと相談していいよ」と、いう担任の声に動き出した生徒たち。「おまえがやれよ」という言葉に含まれる感情は2つ。ちゃかすような言い方に、親身になって説得しようとする言い方。

 でも、ちゃかすような生徒は、いつの間にか違う場所に移っていて、本当に説得しようとする生徒は、ずっと説得していることに気づきました。あとで、説得され続けていた生徒に聞いてみると、「俺は部活を本気でしたいんです」とのこと。

 でも、その生徒はこうも言いました。「あいつが本気で俺を説得しようとしていたのは分かってます」と。

 同じ言い方でも本気で伝えていれば、その心は伝わるんですね。

 その生徒は、浅香祐次君

76《生活ノートがなくなった生徒》

担 任「おい!〇〇! 最近生活ノート出してないぞ!」

生徒A「すいません。見つからないんですよぉぉぉ」

担 任「じゃぁ、俺が手作りで作ってやるさ。ふっふっふっふ・・」

生徒A「・・い、いいです。探します!」

担 任「遠慮すんなよぉぉぉ~ へっへっへっへ」
 こうしてできた世界に1つだけの生活ノート。A君のカラー写真が表紙になっている
アイドル写真集並みのノート。その写真をハートで囲ってあげました。

 大事にしてね♡

77《最近疲れているのかな・・・》
 ロッカーから物が落ちていることは、ほとんどありません掃除も目立ってさぼる生徒もいません。
 でも、何か疲れている雰囲気が伝わるときがあるんです。壁をたたいている生徒や廊下に座る生徒。生活ノートに何も書いてこない。友達を少しからかってみる場面など。
 疲れているというか、生活が荒いというか。ちょっと一呼吸して、落ち着いて行動してほしいな。

78《強さはいらない、優しさが欲しい》 

 学級リレーのこと。バトンをもらい、コーナーに差しかかった生徒の

靴が脱げました。ぎゃはは」と笑う生徒がいる中で、「おい〇〇!走っていていいぞ!」と、靴を取りに行く生徒がいました。その姿にからかいの気持ちは感じませんでした。

 「おまえのせいで負けたんだ」という勝ちだけにこだわるより、こんな生徒のような優しさで勝ちたいと思った担任でした。
 この優しい生徒は宮田奨二君です。

79《大変な配布係》

 帰りの会に配られる配布物。日によっては、これでもかと思うくらいの量が配られるんです。 

 その大変な配布物。専門の係は、それを一生懸命に配ってくれるんですが追いつきません。そんな配布係のお手伝いをしてくれるのが河西秀斗君達。
にこにこしながら「配りますよぉぉ~」
 清々しいんですよ!

 「沼川西中学校 2年4組 学級通信 №25」(平成25年9月12日(木))

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。 

 クラスは、生き物みたいだと、よく思います。良い時もあれば、当然悪い時もある。分かってはいるけど、いけないことをしたり、悪いことを言ってしまったりしてしまう時がある。何も原因はないのに、どんよりとした雰囲気の時もある・・・。生きているってそういうことなのでしょう。その時、担任は何をすればよいのでしょうか。何を言わず、普通に過ごしてあげることも必要な時もあるのでしょう。