sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

41「面白そうだこのクラス《休み時間編》」

  自分のクラスが一番と、生徒は自慢したいのだと思います。

 私は、それをこう捉えました。生徒一人一人が安心して生活できる場所になることだと。例え、生徒同士が喧嘩をしても、です。そのバロメーターは、クラスにどんな困難なことが起きても、それを根気強く解決していこうとする生徒がいること。そして、その生徒が多ければ多いほど良いクラス。それが、自慢できるクラスにつながるのではないかと考えていました。40人近くの人が一緒に生活していくのですから、何かが起きて普通です。逆に何もないクラスの方が、居心地はよくないと思っています。「雨降って地固まる」「ピンチはチャンス」なのだと思うのです。

 思い出してください。クラスにごたごたが起きると、いつも担任が先頭に立っていたじゃないですか。それが、担任なんですよ。

41《嬉しいお話編》

A先生「1組は、6時間目が移動教室の時は、必ず掃除しやすいように机が運ばれてるんですねぇ!」

担 任「ありがとうございます!」

B先生「朝、横断歩道を渡る優太君を見ました」

と、感動しながらお話をしてくれるB先生・・・。

B先生「車が止まってくれて渡れたんですけど、優太君!渡ってから深々とお辞儀をしたんですよ!もう、感動しちゃって!」

さっそく、

担 任「優太!これこれしかじかだったんだって! すごいなぁ~」

優太君「いやぁ~、せっかく止まってくれたんですから当たり前ですよ!」

担 任「お前!偉いなぁ!(*^_^*)」

42《プチブーム到来?編》

可容美さん「先生!私、こんなの折れるんですよ!」と、職員室に来て、楽しそうに折り紙を始める可容美さん。

担任「へぇ~、可容美、すごいじゃん!」

こうして始まった折り紙ブーム。でも、男子が折るものって・・・・???「紙の無駄だぁ!」と叫ぶ可容美さんでした。

43《気が付くなぁ編》

掃除の後半になると「先生、手伝いますよ。何かないっすか?」と、嬉しいことを言ってくれるのが巧矢君。でも、なぜか担任の体をベタベタ触りながら言うんですけど・・・・。

44《今年も二冠達成しましょ!編》

「先生~。家庭訪問大変だったでしょ?!」と、意味深なこと言ってきたのは紅音さん。「大変だったよぉ~」と、切り返す担任。なんと、スーパーの袋5個分のエコキャップが用意されていたんです!大変だったなぁ~。でも、これで昨年度に続きプルトップとエコキャップのトロフィーが同時に来るかも?ウッヘッヘッヘッヘッヘ(今も、沢山の生徒が持ってきてくれることに感動!!)

「沼川西中学校 3年1組だより №9」(平成26年5月29日(木))

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 生徒が褒められれば嬉しいし、叱られればシュンとなる。そんな担任の気持ちも学級通信にしていました。「みんなと一緒」ということを表現したかったのですが、予想以上に生徒の気持ちに火をつける役割を果たしたようです。こうして、「やらなくっちゃ」と決心した生徒たちは、その後もずっと続けてくれる特徴が見られました。

 《小窓から見えるモノ》
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「失礼しまーす!」と、いつも元気よく職員室に来る気の利く係さん達(大内さん、前田さん、石根さん、武田さん)。笑顔で「失礼しましたぁ!」

 朝から元気をもらえます。

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「きれいなノートだなぁ。私のにしちゃおうかな!」と言って、友達のノートをうらやましそうに見ている井上さんに、「そうだよねぇ。武田さんに槇田さんもしっかりノート出してるもんね!」と、その場にいた3人をちょっぴちりからかってみた(この3人なら燃えてこれからノートを出しまくるでしょうね)

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「最近そうじをさぼる人がいる!」と、不真面目に掃除をする生徒に担任キレる。

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帰りの会が始まらないじゃないか!」と、しゃべり続ける生徒に担任またまたキレる。

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「先生!配りもの手伝います!」と、いつも手伝ってくれるのは一之瀬君。「ありがとう」と担任が言うと、すかさず「で、いくらですか?」と続いていく。

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「先生!配りもの手伝います!」と、国府田君。「ありがとう」と担任が言うと、
 国府田君までも、「で、いくらですか?」「・・・・、油断してた」(担任)

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「はぁ~・・。帰ったらスイミングなんだぁ」「私はそろばん・・・」と、背中を丸めながらノロノロ着替えるのは、大内さんに中西君に石根さん。やっぱり人一倍努力することは辛いことなんですね。負けるな3人!

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「何でこんなに重いの?この机!」と、いつも掃除で話題になる電車の本が
 沢山かかっている鉄道おたくの北○君のつ・く・え! その様子を何気な~く見ているのは、屋君。

「沼川西中学校 1年1組 学級通信 №11」(平成24年.5月31日(火))

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 「34色のクレヨン」という資料を使って行った道徳を思い出しました。生徒の数だけ面白いこと?はあるんです。そして、こんな話題を載せると、食い入るように生徒達は学級便りを読んでいました。

 だからこそ、なるべく多くの生徒を話題にしたいと思っていました。

53《後ろの黒板は誰が書く!》

 授業予定を書く黒板が後ろにあります。誰が使うかというと。学習連絡係、各委員会の委員、担任、そして・・・・。

 もう5年前になります。係でもないのに毎日一生懸命に1~6時間目の教科名を黒板に書く生徒がいました。丁寧に書こうとしていることは誰から見ても分かりました。黒板に上手に書くようになりたいという気持ちが見えていました。そんな生徒のことを今でも忘れることができません。私は、保母さんになりたいだから上手な字が書けるように今から練習しているんです」ピアノも習っているし、運動も一生懸命にやるそんな生徒でしたが、全てが分かりました。なるほどそんなわけがあったのかと思いました。今はもう高校3年生です。保育科に通う頑張りやです。

 だから、この1年3組の後ろの黒板も誰が「練習」してもいいんです夢を持っている生徒がどれくらいいるか、後ろの黒板で分かるんです。

(昼野中学校 1年3組 学級通信 №5」(平成12年5月12日(金)) 

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 この記事を読んでいる生徒にしてみれば、名前も顔も知らない過去の人の活動・・・。
 でも、ここまで22のクラス担任をしてきた私にとっては、どのクラスの生徒も教え子なのです。考えると不思議な出会いです。私を通して気持ちが通じ合うのですから。
 そして、こういった記事を載せると、その“知らない先輩”の背中を追う生徒が出てくる(連絡黒板に、こぞってきれいな字を書くようになる)。
 そんな成長をしようと頑張る生徒を見ながら、ニコニコして「今、どうしているかな」と、前の教え子に思いを馳せる担任。不思議ですね、出会いって。f:id:sakaT:20160611174750j:plain

平成14年度3年2組合唱祭に向けた生徒考案の「掟」