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sakaT’s diary

不登校生徒が増えてきました。フリースクールが人気だとか・・・。学校は生徒にとってつまらないところ。うざいところ。・・・なのでしょうね。

第1章「やる気と不安が交差する4月」 《中学校は忙しい?!》

 

13《中学校は忙しい?!》

 中学校に来て初めての楽しい給食。午前中は、中学校のきまりや身体測定、

写真撮影でもうくたくたでした。

 一年生も給食の時ばかりは楽しそうに食べていました。

 そこへ・・・。「キーンコーンカーンコーン…」とチャイムの音が。

真弓さん「ん?先生。今のチャイムは何で鳴るんですか?」
担  任「給食の終わりを告げるチャイムだよ」(苦笑)
生徒たち「え~!!早い!!もう!全然食べてない!!」
担  任「そ、そう?・・・」

 中学校の生活になれるには、まだまだ時間が必要なようです…。

 「緑山中学校 1年A組 学級通信  №4」(平成18年4月11日(火))

    ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

  積極的に学校を楽しもうといったクラスにしていくためには、絶対に決まりは守らせるということが前提にあると思います。
 勿論、給食の時も時間は、守らせたいと考えていました。また、一方では残さず食べてもらいたいと考えていたのも事実です。つまり、こうなって欲しいという教育の目標はあるものの、最初から言いすぎたら、生徒の気持ちが滅入ってしまわないかなど、複雑な心境で担任教師も4月を送っています。
 4月当初は、担任もどのように学級経営をしていこうかという難問を抱えています。でも、それは生徒だって同じだと思うのです。

 年度初めは、生徒達も担任の先生も頑張ろうと思っているのだ思います。

 

14《係が決まりました!》

 「じゃ、係決めるけど。どうやって決める?」(担任)
 「好きな係をそれぞれが選べばいいと思います!」(生徒たち)
 「じゃあ、そうしてみようか・・・」(担任)

 まだクラスの様子が分からない担任ですが、ここは一つ生徒に任せて自由に係を決めさせることにしました。誰か仲間外れになったりとかしたら大変だなぁと、思いながら見守っていましたが、なんともあっけなく係が決まりました。定員オーバーの係も出てしまいましたが、結局「たこたこ」(指遊びの一種)で人選です。「地味だ~!」という生徒の笑い声に囲まれながら、教室の片隅で「たこたこ」をする生徒に温かい雰囲気がクラスに流れているなぁと感じました・・・。

 「緑山中学校 1年A組 学級通信 №4」(平成17年4月11日(月))

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

  ちょっとしたことで雰囲気は変わる・・。そして、その力を自分達は持っているということを生徒に気づかせるための経営方法。
 生徒に自由にさせているようで、実は違います。AD(アシスタントディレクター)は、あくまでも担任。生徒に分からないように自信を付けさせるのもADの役目だと思います。今回のADこと担任の目標は、絶対に仲間はずれを作らせないという低い目標ではなく、みんなで決めて楽しかったと思わせることにしていました。ねらいが違うと、生徒の行動が違って見えるものです。

 

15《係が決まりました!》

 「じゃあ、いよいよ係決めをします。ネームプレートを持ってください」(担任) 

 「先生。航希君と聡士君が休みですけど、どうするんですか?」(佐々木君)

 「あ、そうだ!休みなんだよね。ん~、どうしようか」(担任)

 「どうしようか。ザワザワ…」(生徒たち)

 「じゃあ、学級委員が代表でじゃんけんします」(学級委員)

 「よし、俺が出てやる」(佐々木君)

 気がつくクラスは、やっぱり気持ちもいいものです。この気持ちを担任も大切にしていきたいです。

 「緑山中学校1年A組 学級通信 №6」(平成18年4月13日(木))

 ※生徒名、学校名は、実名ではありません。

 生徒が先に気づく事は、実は多いです。何度生徒に助けられたことかと思う程です!? でも、それにはちょっとしたテクニックが必要だったと思っています。この、上の会話の中には、2カ所あります。
 担任も一緒に悩んで、どうしようかと生徒に方法を考えるようにしているところと、決まったばかりの学級委員に方法を考えさせて、それを実行させているところです。これでクラスの生徒に、学級委員は先生と同等なのかなと思わせることが出来ると同時に、学級委員にもこれから頑張らなくっちゃっていう責任感を意識させることができます。